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林 諒成長企業の社外CFO / 税理士

事例

中古車販売業

年商 8.7億円 → 5.5億円 → 10.9億円 → 22億円

年商8.7億円の時点で追加融資が止まり、仕入資金が不足していた企業です。現預金が月商の半分以下となり、仕入が制限された結果、年商は5.5億円まで低下していました。財務を整理して必要仕入資金を算定し、銀行への説明を再設計。新規金融機関を開拓し、1年間で1.3億円の新規融資を実行しました。年商は10.9億円へV字回復し、3年間で3.6億円の新規借入と5,000万円の当座貸越枠を確保。4期連続で過去最高売上・過去最高利益を更新し、その後も更新を続けて年商は22億円まで伸びています。

  1. 01

    年商 5.5億円 → 10.9億円へV字回復

  2. 02

    4期連続で過去最高売上・過去最高利益を更新

  3. 03

    その後も更新を続け、年商22億円へ

歩み

どんな状況だったか


中古車販売業は、仕入資金がそのまま売上の上限を決める事業です。仕入れられなければ、売るものがありません。

この会社は、追加融資が止まったことで仕入が制限され、年商が8.7億円から5.5億円まで落ちていました。事業が弱くなったのではなく、資金が詰まったことで縮小していたのです。

取り組んだのは、なぜ融資が止まったのかを整理し、金融機関に対する説明を組み立て直すことでした。そのうえで、新しい金融機関を開拓しました。

着手時点

ご依頼の時点


  • 金融機関からの追加融資が止まっている
  • 仕入資金が不足している
  • 現預金が月商の半分以下まで減っている
  • 仕入が制限され、年商が8.7億円から5.5億円まで低下している

変えたこと

何を変えたか


財務の整理と現状把握

  • 財務内容の整理
  • 在庫と資金の回転の把握
  • 必要となる仕入資金の算定

銀行への説明の再設計

  • 業績が低下した理由の整理と説明
  • 資金使途と回収見込みの提示
  • 新規金融機関の開拓
  • 資金調達の実行

結果

結果


財務面

新規融資

1年間で1.3億円

新規借入(3年間)

3.6億円

当座貸越枠

5,000万円

事業面

  • 年商 5.5億円 → 10.9億円へV字回復
  • 4期連続で過去最高売上・過去最高利益を更新
  • その後も更新を続け、年商22億円へ

成果は各社固有の状況によるものであり、同様の成果を保証するものではありません。

Ryo's view

林 諒の視点


業績が落ちてから銀行に説明するのは、簡単ではありません。それでも道がなくなるわけではないと考えています。この会社では、なぜ売上が落ちたのか、いくら仕入資金があればいくら売れるのか、その資金はいつ回収されるのかを、順を追って説明できる状態にしました。数字で説明できれば、金融機関も判断ができます。逆に言えば、説明できないまま訪問を重ねても、状況は変わりません。

この事例から分かること

この事例から分かる財務戦略


財務が詰まれば、強い事業でも成長は止まる。

事業の強さと、資金の余力は別のものです。仕入や在庫が必要な業種では、資金の制約がそのまま売上の制約になります。財務のボトルネックを外すことが、事業の回復と成長に直結します。この会社は回復にとどまらず、そのまま22億円まで伸びました。

本事例は守秘義務に配慮し、社名・所在地・代表者名を公開していません。記載している数字は実績ですが、業種・事業モデル・財務状況・金融機関との関係は各社で異なります。

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