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林 諒成長企業の社外CFO / 税理士

社外CFO

社外CFOとは。

執筆:林 諒(成長企業の社外CFO / 税理士 税理士登録番号 140050)/2026.10.09 更新

累計デットファイナンス支援40億円超(2019年(独立)以降、林 諒が支援した企業が金融機関から調達した融資・当座貸越枠等の累計額です。)

社外CFOとは、雇用ではなく業務委託や顧問契約の形で、外部から企業の財務責任者の機能を担う立場です。経理や税務申告の代行ではなく、資金をどう調達し、どこに配分し、その結果を数字でどう管理するかという意思決定に関わります。年商3億円から30億円の成長企業では、常勤CFOを採用するだけの業務量と報酬水準に達しないまま、財務の意思決定だけが先に複雑になるため、この形が選ばれます。

  1. 01

    税理士との違いは、扱う時間軸。税務は過去の確定、社外CFOは将来の設計を扱う。

  2. 02

    費用は関与の深さで決まる。月数回の相談か、経営の意思決定に入るかで水準が変わる。

  3. 03

    年商規模より、経営者が数字を意思決定に使う意思があるかどうかで向き不向きが分かれる。

定義

社外CFOとは、雇用ではなく業務委託や顧問契約の形で、外部から企業の財務責任者の機能を担う立場である。

社外CFOの定義

社外CFOは、具体的に何をする人ですか。

会社の資金をどう調達し、どこに配分し、その結果をどう管理するかを設計し、実行に伴走します。記帳や税務申告の代行ではなく、その手前にある意思決定そのものを扱う役割です。

会社の状況によって、この全部を担うこともあれば、資金調達と銀行対応だけを担うこともあります。重要なのは業務範囲の広さではなく、経営者が今どの判断に確信を持てていないかです。

  • 財務戦略の設計(必要資金の逆算、投資と回収の設計)
  • 資金調達(銀行融資の戦略立案、金融機関との交渉、調達手段の使い分け)
  • 銀行取引の設計(取引金融機関の構成、借入条件、保証と担保の整理)
  • 決算書の設計(将来の調達力から逆算した数字の作り方)
  • 管理会計(予算、予実管理、資金繰り、KPI)
  • 経営会議の設計と運営

なぜ、財務戦略がそこまで重要なのですか。

成長し続ける会社と、途中で止まる会社を分けているのが、次の成長ステージを見据えた財務戦略の有無だからです。これは理屈から導いた仮説ではなく、M&Aの現場で企業価値の評価に関わり続けた結果として残った、たった一つの共通点でした。

林 諒は、KPMG税理士法人のM&A専門部署で約4年間、150社以上の財務・税務分析を担当しました。企業価値が高く評価される会社に共通点はあるのか。売上利益の成長率、業種業態、ビジネスモデル、優秀な人材の人数、マーケティング戦略、市場の成長性、経営者の能力——考えられる観点をすべて当てて分析を続けましたが、どれも共通点ではありませんでした。30社、50社、100社と分析を重ね、延べ10,000時間以上を投じても、糸口は見つかりませんでした。

転機は、業界首位の企業が買収を検討している一社を担当したときでした。その会社には一つだけ、他と違う特徴がありました。金融機関との取引を自社主導で、しかも次の成長ステージを見据えて戦略的に行っていたのです。毎年まとまった融資を受け続け、その資金を必要なリソースへ重点的に投資し、人も店舗も増え続けていました。元は一地方企業でしたが、全国展開が現実的に期待できるところまで成長し、その点が評価されて大型買収が決まりました。

この視点で過去に担当した企業を分析し直すと、企業価値が高く評価された会社のほとんどで、同じことが起きていました。自社主導で金融機関との取引を戦略的にマネジメントし、金融機関から将来を高く評価され、毎年のように億単位の融資を受けながら、積極的な事業投資を継続していたのです。

社外CFOという職能そのものの一般的な説明ではなく、林 諒がこの領域を専門にしている理由の説明です。

税理士や会計士とは、何が違いますか。

扱う時間軸が違います。税務顧問が扱うのは、すでに終わった一年の数字を正しく確定させることです。社外CFOが扱うのは、これから先の数字をどう作るかです。

この違いは優劣ではありません。税務申告は法律上必要な手続きであり、正確に行われなければなりません。顧問税理士は、過去の数字を正しく集計・管理し、正確な納税額を計算することを役割としています。

一方で社外CFOが担うのは、将来にわたって社長が自由に使えるキャッシュを最大化し続ける仕組みを構築し、連続的な事業成長を実現する財務戦略を会社に導入することです。役割がまったく別なので、顧問税理士を解約する必要はありませんし、実際に併用されるケースのほうが多くなります。

年商が3億円を超えたあたりから、経営者が直面する問いは「この処理は税務上どうなるか」から「この投資をするために、いつまでに、どこから、いくら調達するか」へ移っていきます。後者に答える役割が社外CFOです。

税務顧問社外CFO
過去一年の数字を確定させるこれから先の数字を設計する
税法上の正確性が判断基準資金調達力と成長投資が判断基準
決算・申告が成果物財務戦略と実行が成果物
年に数回の関与が中心月次あるいはそれ以上の継続関与
納税額を適正にする社長が自由に使えるキャッシュを増やす

AIが進化しても、外部の専門家に頼む意味はありますか。

会計税務処理、数字の分析、申告書の作成といった作業と知識の領域は、AIによって代替されていきます。残るのは入口と出口、つまり課題を掘り出す部分と、解決策を実務に落とし込んで実装する部分です。

入口とは、経営者が本当に求めていることや課題は何かをヒアリングして引き出し、それを紐解いて適切な解決策を導くために必要な資料を集め、整理することです。出口とは、その解決策を、どのレベル感で、どうやって現場に落とし込むかです。

ここができなければ価値は出ませんし、ここができればAIがさらに進化しても必要とされ続けます。逆に言えば、真ん中の作業と知識だけを提供している専門家の価値は、今後も下がり続けます。社外CFOを選ぶときも、この入口と出口に踏み込む相手かどうかを見てください。

費用はどのくらいかかりますか。

関与の深さで決まります。公開されている各社の料金を見ると、月数回の相談を中心とする形で月額10万円前後、実務まで踏み込む形で月額20万円から50万円、経営の意思決定に継続的に関わる形で月額50万円以上が、おおよその水準です。

金額の差は、訪問回数の差ではなく、責任範囲の差として理解するのが実態に近いと考えています。資料を見て助言するのか、金融機関との交渉に同席するのか、経営会議で意思決定に関与するのかで、必要な関与量が変わるためです。

関与の形月額の目安
相談・レビュー中心10万円前後
財務実務まで担う20万円〜50万円
経営の意思決定に関わる50万円〜

上記は公開されている各社の料金表から見たおおよその水準であり、特定の調査に基づく統計値ではありません。林 諒のサービス料金は各サービスページに明示しています。

どの年商規模から必要になりますか。

年商3億円前後が一つの目安です。この規模を超えると、成長投資の金額が自己資金の範囲を明確に超え、資金調達の巧拙が成長速度を直接左右するようになるためです。

優秀な経営者であれば、年商10億円あたりまでは自らのマンパワーで到達できます。問題はその先です。10億円を超えると会社の成長フェーズが大きく変わり、社長個人の力の延長では届かない領域に入ります。ここで財務が経営戦略に追いついていないと、伸ばす力のある会社でも成長が止まります。

ただし規模だけで決まるものではありません。年商10億円でも経営者自身が財務を設計できている会社もあれば、年商3億円で既に判断材料が足りなくなっている会社もあります。実務的には、次の状態が複数あてはまるかどうかが判断材料になります。

  • 売上も利益も伸びているのに、預金残高が増えない、あるいは減っている
  • 月末の支払いに、いつも不安がある
  • 銀行から借りられる金額が、以前より減ってきた
  • 追加融資が通りにくくなった、あるいは条件が悪化してきた
  • どれだけ広告費や採用にお金を使えるのか、判断の基準がない
  • 金融機関とのやりとりが、決算後と資金が足りないときだけになっている
  • 投資判断のたびに、資金が足りるかどうかを感覚で決めている
  • 気がつくと利益率が低下していた

常勤のCFOを採用するのと、どちらがよいですか。

常勤CFOを採用できるのであれば、そちらが望ましい形です。社内に日常的に数字を見る人がいることの価値は、外部関与では完全には代替できません。

現実的な論点は、採用できるかどうかです。財務戦略と銀行交渉の両方を担えるCFO人材は市場に多くなく、報酬水準も相応に高くなります。加えて年商10億円前後の段階では、常勤で置くだけの業務量がまだない場合もあります。

社外CFOは、常勤CFOの下位互換ではなく、常勤CFOを置ける規模に到達するまでの期間、財務の意思決定機能を確保するための選択肢だと考えています。将来の採用を前提に、社内に仕組みを残す形で関与することもできます。

選ぶときに、何を見ればよいですか。

自社と同じ規模帯・同じ局面での支援実績があるかを最初に確認してください。年商1億円の資金繰り改善と、年商10億円のバンクフォーメーション設計は、必要な知識も金融機関との関係も別物です。

  1. 自社の規模帯での実績があるか

    支援先の年商レンジを確認する。創業融資が中心の支援者と、成長期の融資枠拡大を担う支援者は、専門が異なる。

  2. 実績数値の根拠が示されているか

    調達額や社数が、どの期間の、どの母集団の集計なのかが説明されているか。数字だけが大きく提示されている場合は根拠を尋ねる。

  3. 銀行交渉の場に出るか

    資料作成までなのか、金融機関との面談に同席するのか。責任範囲は契約前に確認しておく。

  4. 反対意見を言うか

    その投資はやめたほうがいい、と言える相手かどうか。同意しかしない相手は、意思決定の役には立たない。

  5. 誰が担当するか

    提案した本人が担当するのか、別の担当者に引き継がれるのかを確認する。

  6. 契約期間と終わり方

    契約期間、更新条件、終了条件。社内に仕組みを残して終える設計になっているか。

当方の一次データ

林 諒が、社外CFOとして実際にやっていること。

レバレッジ資金調達戦略実装プログラムという名前で、融資戦略ロードマップの5つのステップを1年間かけて伴走し、社内に資金調達力を最大化し続けるための仕組みを構築します。知識と考え方のインプット、必要なフォーマットの提供、実行支援の3軸で進めます。

このプログラムは、机上で設計されたものではありません。ある一社(マーケティング業)に対して提供していた支援を、後から振り返って体系化し、名前をつけたものです。複数社で実践し、うまくいったこと・いかないことを一通り経験したうえで、残ったものだけを型にしています。

また、社外CFOとして関わる以上、財務の話だけをしているわけではありません。投資額が過大なとき、投資回収の算段が甘いとき、会社や社長が目指す将来の形から外れていると感じたとき、本質的なものではないと考えたとき——この4つのいずれかに当てはまれば、その投資はやめたほうがいい、と伝えます。前の2つは財務の物差しですが、後ろの2つは経営の物差しです。ここに踏み込むかどうかが、顧問税理士との違いだと考えています。

ステップ実施すること
Step1 決算書レビュー決算書が金融機関からどう見えているかを分析し、銀行格付け上どこが調達力の制約になっているかを特定します。債務償還年数、実態ベースの純資産、年間返済額と返済原資のバランスを確認します。
Step2 おカネの設計図資金使途を仕入資金・経費資金・事業投資資金・プロジェクト資金の4つに色分けし、それぞれを自己資金・短期借入・長期借入・当座貸越のどれで賄うかという調達ルールを決めます。
Step3 バンクフォーメーション成長ステージと将来の資金需要から逆算して、メインバンク、サブバンク、政府系金融機関などに、どの役割・取引額・融資形態を担ってもらうかを設計します。
Step4 資金調達モデルの最適化プロパー融資の獲得、保証協会枠の戦略的な温存、当座貸越の設計によって調達余力を最大化しつつ、取引金融機関の分散と無担保・無保証の比率向上でリスクを抑えます。
Step5 銀行との戦略的・継続的コミュニケーション毎月・四半期・決算時・大きな投資の前に、数字と計画を共有します。悪い情報も理由と対策をセットで伝え、融資の相談を単発のイベントから継続的な関係に変えます。

レバレッジ資金調達戦略実装プログラムの内容です。導入企業36業種50社以上(2019年〜2026年8月)における設計・実装の実務にもとづいて記載しています。成果は各社固有の状況によるものであり、同様の成果を保証するものではありません。

選び方

銀行融資に強い社外CFOを、どう選ぶか

年商10億円前後の会社が「銀行融資に強い社外CFO」を探すとき、依頼先はおおよそ4つのタイプに分かれます。どれが優れているかではなく、いま抱えている課題に合うかどうかで選びます。


金融機関出身の融資コンサルタント
得意なこと金融機関の審査の見方を内側から知っており、個別の融資案件を進める実務に強い。注意点経営戦略や投資判断、経営会議への関与は範囲外であることが多い。向いている会社目の前の融資案件を確実に進めたい会社。
プロ人材の紹介サービス
得意なこと登録人材の中から、稼働日数や経歴の条件に合う人を比較的早く探せる。注意点実力と相性は紹介される個人に左右され、面談での見極めは自社に委ねられる。向いている会社週1日程度など、稼働量を柔軟に決めたい会社。
常駐型のCFOアウトソーシング会社
得意なこと組織として人員を出すため、担当者の交代や業務量の増減に対応しやすい。注意点費用は人員と稼働量に比例して大きくなりやすい。向いている会社経理・財務の実務そのものを社外に任せたい会社。
税理士による社外CFO
得意なこと税務と決算書の作り方を起点に、銀行取引の設計から投資判断まで一続きで見られる。注意点税務顧問の延長にとどまり、銀行交渉や経営会議まで入らない場合もあるため、関与範囲の確認が要る。向いている会社決算書と銀行取引を、次の年商規模から逆算して設計し直したい会社。

特定の会社や個人を評価するものではなく、タイプごとの一般的な傾向を整理したものです。林 諒は4つ目の「税理士による社外CFO」にあたります。

銀行融資の観点で、面談のときに確認すること

上の「選ぶときに、何を見ればよいですか。」で挙げた6項目に加えて、銀行融資を重視する場合は次の4点を確認してください。

  1. 直近の調達を、金融機関・融資形態・条件まで説明できるか

    「〇億円の調達を支援」だけでなく、どの金融機関から、プロパー融資・保証協会付き・当座貸越のどの形で、どの条件だったかまで具体的に話せるかを確認します。

  2. 保証協会の枠を、どう使い、どう残す方針か

    通しやすい保証協会付き融資を重ねるだけでは、将来のプロパー融資への移行が進みません。枠の使い方に方針があるかを聞きます。

  3. 取引金融機関の役割分担を、次の年商規模から逆算して設計できるか

    いまの取引銀行との関係を良くするだけでなく、30億円の段階で必要になる構成から逆算して、メインバンク・サブバンクの役割を組み直せるかを見ます。

  4. 融資の実行後も、銀行との定期的な情報共有を運用に乗せるか

    借りたときだけ関わるのか、月次・四半期・決算時の共有まで仕組みにするのか。次の調達のしやすさは、ここで決まります。

林 諒の社外CFOが、合わない場合

次に当てはまる場合は、別の形のほうが適しています。相談の場でも、その旨をお伝えしています。

こういう場合適した選択肢
目の前の融資を1本通すことだけが目的個別の融資案件に強い専門家のほうが、費用対効果が合います。
月次の数字が適時に出ていないまず財務顧問で、数字が出る体制を作るほうが現実的です。
年商3億円から10億円の段階財務顧問、またはレバレッジ資金調達戦略 実装プログラムが適しています。
経営の意思決定に、外部の意見を入れるつもりがない社外CFOは機能しません。財務顧問として財務領域だけを担う形が合います。

財務顧問と社外CFOの分かれ目は 財務顧問か、社外CFOか に、社外CFOが実際に進める手順は 融資戦略ロードマップ にまとめています。

提供内容

数字を起点として、必要なら経営領域まで踏み込む。

ここからは、林 諒が提供している社外CFOの内容です。主に年商10億円以上の企業を対象に、経営戦略、財務戦略、資本政策、デットファイナンス、銀行交渉、予算・予実、経営会議、重要な意思決定に伴走します。原則として本人が担当します。

根拠

なぜ、この立場で関われるのか

社外CFOは、財務の知識があれば務まる役割ではありません。経営の意思決定に、外部の立場で入ることになるためです。


上場企業の社外監査役

アイエーグループ株式会社(東証スタンダード市場・証券コード7509)の社外監査役を、2023年6月より務めています。取締役会に出席し、経営の意思決定を監査する立場です。この経歴は有価証券報告書で確認できます。

年商10億円を超えると、意思決定は社長ひとりのものではなくなります。幹部が増え、取締役会が実質的に機能し始め、投資判断に説明責任が伴うようになる。その場で使われる言語を外部の立場で経験していることは、この規模の会社にとって、実務能力と同じくらい重要になります。

税理士

税理士登録番号 140050。日本税理士会連合会の税理士情報検索サイトで確認できます。税務判断と財務戦略を、分断せずに提供できます。

KPMG税理士法人 M&A部門

M&A関連の財務・税務分析に150社以上関与しています(2015年〜、KPMG在籍時を含む)。10億円から30億円への成長がM&Aを含む場合、買収の財務・税務と、買収後の資金調達を一続きで設計できます。

確認方法

上記3点は、いずれも第三者が確認できる情報です。有価証券報告書、日本税理士会連合会の税理士情報検索サイト、および各社の公表資料をご確認ください。

案件の規模

案件の規模

累計額ではなく、1件あたりの規模です。必要な金額は会社の状況によって異なりますが、どの程度の規模の案件を扱ってきたかを示します。


独立後(2019年〜)

KPMG税理士法人 M&A部門 在籍時(2019年以前)

  • 36億円

    LBOローン

    KPMGが財務・税務・FA(ファイナンシャル・アドバイザー)としてトータルでアドバイザリーを行ったM&A案件。林 諒は財務税務アドバイザリーチームの一員として従事。

Notes独立後の金額は、林 諒が支援した企業が金融機関から調達した融資・当座貸越枠等の、個別案件の金額です。累計デットファイナンス支援40億円超の内訳にあたります。KPMG税理士法人 在籍時の案件は、上記40億円には含みません。組織として受任した案件であり、林 諒個人の実績として示すものではありません。調達できる金額は、会社ごとの状況および金融機関の判断によって異なります。

関与する範囲

関与する範囲

財務から入りますが、財務だけで終わらせません。数字の話は、最終的に事業と組織の話につながるためです。


経営・戦略

  • 経営戦略の策定支援
  • 中期経営計画
  • 重要な意思決定への関与
  • 経営会議の設計と運営

財務・資本

  • 財務戦略の設計
  • 資本政策
  • デットファイナンス
  • 銀行交渉
  • バンクフォーメーション

管理・実行

  • 予算策定
  • 予実管理
  • KPI設計
  • 月次の経営レビュー

必要に応じて

  • 幹部育成
  • 1on1
  • 営業体制
  • 採用・組織

姿勢

経営者に、媚びない


社外CFOは、経営の意思決定に関わる立場です。だからこそ、経営者にとって心地よいことだけを言う関係にはしません。違うと思えば、その場で伝えます。

一方で、経営者の志は尊重します。会社の可能性を、社長ご自身以上に信じていたいと思っています。主役は経営者とその会社であり、私は主人公が前へ進むための参謀です。

この関係が成立するかどうかが、社外CFOが機能するかどうかを決めます。だからこそ、規模の条件よりも、経営者との相性のほうを重視しています。

必要なら耳の痛い意見も聞ける経営者と、最も良い仕事ができる。

料金

料金


社外CFO

原則として林 諒本人が担当

月額50万円〜
  • 記載金額は税別です
  • 主に年商10億円以上の企業を対象としています
  • 関与範囲・頻度・グループ会社の有無によって個別にお見積りします
  • 同時にお受けできる社数に限りがあります

質問と回答

よくあるご質問


顧問税理士がすでにいるので、話を聞く必要はないのではないですか。
顧問税理士は、税金の専門家として、過去の数字を正しく集計・管理し、正確な納税額を計算することを役割としています。一方で社外CFOが担うのは、将来にわたって社長が自由に使えるキャッシュを最大化し続ける仕組みを構築し、連続的な事業成長を実現する財務戦略を導入することです。役割がまったく別なので、今の税理士に迷惑をかけることもありませんし、解約も不要です。
常勤のCFOを採用するのと、どちらがよいですか。
自社の状況によります。常勤CFOを採用できるのであれば、それが最も望ましい形です。ただしCFO人材の採用は難易度と報酬水準の両面でハードルが高く、年商10億円前後の段階では、常勤で置くほどの業務量がない場合もあります。社外CFOは、その段階で経営に必要な財務機能を確保するための選択肢です。
経営会議には、どこまで入りますか。
会議の設計から入り、運営にも同席します。数字を配って確認する場ではなく、その場で次の一手が決まる場にすることが目的です。議題の立て方、見る単位(全社だけでなく部門別・案件別まで分解するか)、意思決定の記録まで含めて整えます。
銀行との交渉に同席しますか。
同席します。ただし、交渉の場に出ることが目的ではありません。誰と、何を、どの順で話すかを設計し、提出する資料を整えることのほうが結果を左右します。会社の状況によっては、方針と資料だけを整えて社長にお任せする形もあります。
M&Aや大型投資の検討にも関与しますか。
関与します。KPMG税理士法人 M&A部門で、M&A関連の財務・税務分析に150社以上関わってきました。買収の可否だけでなく、買収後の資金調達をどう設計するかまで一続きで見られる点が特徴です。なお、投資額が過大なとき、回収の算段が甘いときは、やめたほうがよいと申し上げます。
既存の経理責任者や管理部長とは、どう役割分担しますか。
置き換えるものではありません。経理は取引を記録し、管理部門は社内の運用を支えます。いずれも過去と現在を正確にする仕事です。社外CFOが担うのは、将来の資金をどう確保し、どこに配分するかという意思決定です。実務としては、月次の数字を出す体制は社内に残したまま、その数字を何の判断に使うかの設計と、銀行・投資に関する意思決定を引き受ける形が多くなります。
メインバンクの見直しまで扱いますか。
扱います。最も多く借りている銀行が、最も自社を理解している銀行とは限りません。事業を理解し、成長局面で踏み込める先はどこかという観点から、取引金融機関の役割分担を設計し直します。ただし、既存の関係を壊す進め方はしません。
資金調達が成功したときの成功報酬はありますか。
林 諒のサービスは月額または年額の固定制で、調達額に連動する成功報酬は設定していません。調達額を増やすこと自体が目的化するのを避けるためです。借入は多ければよいものではなく、返済可能な範囲で、将来の調達余力を残しながら、必要な額を必要な時期に確保することが目的です。
誰が担当しますか。
原則として林諒本人が担当します。経営の意思決定に関与する性質上、担当者を置き換えて提供できるサービスではないためです。同時にお受けできる社数には限りがあります。
財務顧問との違いは何ですか。
扱う範囲と関与の深さが違います。財務顧問は財務・銀行・資金調達の領域を担当します。社外CFOは、そこを起点としながら、経営戦略、資本政策、予算・予実、経営会議、重要な意思決定といった経営領域まで踏み込みます。必要に応じて、幹部育成や組織の話にも関わります。
銀行融資に強い社外CFOは、どう選べばよいですか。
直近の調達実績を、金融機関・融資形態・条件まで具体的に説明できるかを最初に確認してください。そのうえで、目の前の融資を通したいのか、次の年商規模に向けて銀行取引と決算書を設計し直したいのかによって、金融機関出身の融資コンサルタント、プロ人材の紹介サービス、常駐型のCFOアウトソーシング、税理士による社外CFOのどれが合うかが変わります。
年商10億円規模で社外CFOに依頼すると、費用はどのくらいですか。
公開されている各社の料金を見ると、相談・レビュー中心で月額10万円前後、財務実務まで担う形で月額20万円から50万円、経営の意思決定に関わる形で月額50万円以上が、おおよその水準です。林 諒の社外CFOは月額50万円〜(税別)で、関与範囲・頻度・グループ会社の有無によって個別にお見積りします。
どのくらいの規模の会社が対象ですか。
主に年商10億円以上の企業を想定しています。これは、財務の意思決定が経営戦略と切り離せなくなる規模がその前後だからです。ただし規模だけで判断するものではなく、経営者が数字を経営に使う意思をお持ちかどうかのほうが重要です。

出典


本ガイドは、公開されている制度資料と実務経験にもとづく一般的な考え方を示すものです。個別の税務判断、および融資の可否・金額・条件については、会社ごとの状況および金融機関の判断によって異なります。制度は改正されることがあるため、実際のご判断にあたっては最新の情報をご確認のうえ、個別にご相談ください。

財務体制について相談するYouTubeで学ぶ